おひなさま

桃の節句の3月3日、長女も嫁ぎ一緒に暮らす女の子はいませんが、二人の孫の健やかな成長を願って今年もおひなさまを飾りました。祖父母から贈られた五段飾りを三段飾りにしました。子どもの頃に子ども達が「お雛様見せて」と各家を回る「がんどうち」という行事がありました。今は一部の地域だけの風習となってしまい、地域の子ども達と大人の交流が途絶えてしまい淋しい気がします。その昔、医療も衛生状態もよくなかった頃、成人になる前に命を落とす子どもが多く、子どもの無事の成長を願って人形に厄払いやお守りの意味を込めた、その延長線上にあるのがお雛様のようです。