いのちのリレーランナー

令和7年の正月を子ども達家族もそれぞれで迎え、夫婦だけの三が日となり、恒例の箱根駅伝をゆっくり楽しみました。一人一人がチームの襷をつなごうと必死に走る姿、そして周りの声援、襷を渡して倒れ込む姿・・・ドラマを見ているような感動を味わいました。三反田の入り口に開祖(初代と二代)の墓があります。初代が早世したため、その弟が兄嫁と夫婦になり後を継ぎました。それから三代、四代と田畑や家を護りながら私で八代。箱根駅伝では五区が往路、十区が復路とゴールが明確ですが、三反田の駅伝にはゴールがありません。山あり谷あり、それを乗り越えながら繋いで来た襷を継ぎへ渡すことだけを考えながら、前へ進みたいと思います。初代三人の墓の後ろには、夭逝した童子の墓があります。共に走れなかった選手もいたことを教えてくれています。