忘れてはいけない大切なこと
1月の終わり頃より森の木々の剪定を始めました。梅の木、栗の木が終わったので、椎茸の菌を打ち込むホダ木を用意するために森の一本のコナラの樹を切ることにして、隣家の同級生に手伝ってもらうことに。脚立に乗ってチェンソーで枝を切ってもらった時、落ちた枝が脚立を飛ばして同級生は後ろ向きに落下。左腕が動かせなくなり、腰の辺りにも痛み、顎も切れてしまいました。救急車を呼ぶか迷って、先ずは知り合いの接骨院の先生に連絡。日曜日でしたが、直ぐに来なさいとの事で接骨院へ。腕の脱臼を手当てして、市民病院の緊急外来に連絡し紹介状を書いていただく。病院での検査の結果、手術や入院の必要はなく、顎の傷の処置をしてもらい帰宅できました。一つ間違えば取り返しの付かない事故でした。本当に同級生も、伐採を依頼した私も、紙一重の事で救われた思いでした。事故の事を聞いた先輩から「樹を切るのは樹の命を奪うことだという事を忘れないように。どうしてもの時は、お祓いをして塩を蒔き、樹の気を鎮め清めてからにしなさい」と諭していただきました。森を育てる上で忘れてはいけない貴重な体験でした。