鴨の仲良し夫婦

梅雨時の水をたっぷり張った水田に、毎年恒例の仲良し夫婦がやってきました。ここ数年は必ずやって来て、長期滞在で一週間ほどですが、今年は二泊三日程度で、どこかへ引っ越してしまいました。首から顔にかけて緑色の美しい羽色の方が雄で、少し地味な羽色の方が雌です。夫婦の行動を観察していると、雄の方が先に行動し、雌がその後を追っていくパターンが通常です。畦草の上で羽を休めてから、また仲良く田んぼに入り雑草や虫を探し回ります。男性の育休取得が推奨される中、ツバメの子育てもそうですが自然界の夫婦はいつも寄り添い、力を合わせ育児を進める営みを大切にしているようで、見習いたいものです。