中山道宿「馬篭」を歩く

立春を迎え、寒さも緩んだ土曜日。コロナ感染拡大の緊急事態宣言が延長された中、人と出会って活動することを自粛する毎日が続いていますが、ウォーキングだけは欠かさないようにしてきました。10月の比叡山の後は、自宅周りを歩くだけでしたが、春の陽気に誘われ家内と馬篭まで足を伸ばしてみました。三反田の森から馬篭宿までは30分ちょっと。土曜日なのに駐車場も空きが目立ち、人通りも疎ら。密になることもなく、のんびり歩くことが出来ました。石畳の馬篭宿を歩き始めて最初の曲がり坂を上ったところで、信州名物の「おやき」を売っていたので、野沢菜入りと胡桃入りのおやきを買い求める。藤村記念館を左手に見ながら宿場を抜けると、広い展望広場があり正面に雄大な恵那山が観られるベンチが沢山あり、そこでおやきやサンドイッチ等の昼食をとる。そこから2㎞ほど車道と並行して走る歩道を歩くと馬篭峠に到着。先日の雨と晴天で歩道に雪もなくスムーズに歩けた。高2の時、学年遠足で妻籠から馬篭まで歩いて以来の峠道。峠からは来た道を戻り、最後に藤村ゆかりの永昌寺と藤村のお墓をお参りして帰る。