飯高観音へ初詣
寒波が少し緩んだ4日、門松集めと左義長が行われました。例年だと地域住民が集まって「どんど焼き」の後餅を焼いたり御神酒をいただいたりするのですが、コロナ禍の中一部の役員と子どもだけのどんど焼きとなりました。天気が良かったので、ここ数年家内安全を祈願している山岡の飯高観音に初詣に出かけました。例年の年明けのよう混雑はありませんでしたが、駐車場も境内もかなりの人出でした。飯高観音は、1200年前の平安初期に比叡山延暦寺の三代座主慈覚大師を開祖としてて創建、中世には七堂伽藍に仏法道場などを備えていましたが、戦国時代に武田氏により全山焼失し、江戸時代に臨済宗萬勝寺として再建されましたが、昭和16年に失火にして焼失。太平洋戦争後、保存されていた南無十一面観世音菩薩像などを安置する本堂や観音堂が再建されてきました。平成13年には現在の観音堂が落慶され、厄除け観音で知られる本尊「千手観音菩薩像」が安置されています。この菩薩像は、慈覚大師の作とされています。家内安全とコロナ禍の収束を祈念した後で「厄除 千手観音菩薩萬勝寺」と表記された御札をいただいて帰りました。